
小説すばる 2025年4月号
発売日:2025年3月17日
価格:定価1020円(税込)
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特集
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松井玲奈×鴻上尚史(作家・演出家)「書くことは、心のメンテナンス」
2019年に小説家デビューを果たし、以降、俳優業と執筆活動と二つの創作の現場に身を置いてきた松井玲奈さん。上梓された新作『カット・イン/カット・アウト』では、自らも俳優として携わる演劇界を舞台に、そこで葛藤し、自らの道を模索する人たちの光と影を鮮やかに浮かび上がらせました。書き手としての彼女にも大きな期待を寄せる作家・演出家の鴻上尚史さんとのスペシャル対談が実現しました。
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須藤アンナ「痛みとともに、より面白い形へ」
第37回小説すばる新人賞を受賞し、この度『グッナイ・ナタリー・クローバー』がついに刊行となった須藤アンナさん。霧の町チェリータウンが舞台の今作は、須藤さんの空想力が詰まった一作です。新時代の書き手の魅力をご紹介します。
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小川哲×赤川学(社会学者)「身近で小さな他者たちと」
猫の存在が私たちの社会に及ぼす影響を、社会学の観点から考えてみようとして立ち上げられたのが「猫社会学」です。今回は、その猫社会学を立ち上げた社会学者の赤川学さんと、猫ちゃんと暮らし始めた小川哲さんに、猫と暮らすことによって生じる人間の変化についてお話しいただきます。実は、猫愛に溢あふれる小川さん。早速、愛猫家の大先輩ともいえる赤川さんに、相談事があるようで……。
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増島拓哉×SHUN「欲望だらけの世を、言葉でつかまえる」
小説すばる連載中から好評だった増島拓哉さんの最新刊『路、爆ぜる』がいよいよ刊行されます。 刊行を記念して、デビュー作『闇夜の底で踊れ』と『トラッシュ』で大阪の闇社会を描いてきた増島さんと、新宿歌舞伎町でホストから寿司店大将になり、『歌集 月は綺麗で死んでもいいわ』が話題を呼んでいる歌人のSHUNさんの対談が実現。 大阪と東京の「夜」をそれぞれ小説と短歌で描いたお二人の対談をお楽しみください。
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