小説すばる 2024年12月号
発売日:2024年11月15日
価格:定価1020円(税込)
試し読み
特集
-
ピエール瀧 × 新庄耕 「小説と映像、溶け合う境界」
新庄耕の同名小説を大根仁監督が実写映像化した、Netflixシリーズ「地面師たち」が大ヒット中だ。 原作シリーズ最新作『地面師たち アノニマス』は、大物地面師・ハリソン山中が率いるグループのメンバーらの過去を描いた、文庫オリジナルの新作短編集。 ドラマで法律屋の後藤を演じたピエール瀧は、本書をどのように楽しんだのか? 新庄耕との初対談が実現!
-
佐原ひかり×真下みこと「持続可能な光の中に」
佐原ひかりさんの小説すばる連載作『スターゲイザー』が刊行されました。 デビュー前のアイドルを描いた今作は、デビューまでの期限の中で、懸命に“アイドル”と向き合う6人の男性が登場します。 この度、新刊を刊行したばかりの真下みことさんとの対談が実現。お互いの新作について、熱く語り合っていただきました。
-
上畠菜緒「相棒はイグアナ――異色の婚活物語で描きたかったこと」
「しゃもぬまの島」で小説すばる新人賞を受賞しデビューした上畠菜緒さん。 受賞後第一作となる『イグアナの花園』は、動物とは心を通わせ合うのに人間社会には馴染めない美苑が、婚活を通して成長していく異色のストーリー。 二年にわたる執筆期間に、自身の結婚観とも向き合ったという上畠さん。たっぷりお話を聞きました。
-
大根 仁(監督)「定型を廃したラブレターの先に」
世界同時配信中のNetflixシリーズ「地面師たち」。 監督を務めたのは、実際に起こった「積水ハウス地面師事件」にすぐさま関心を持ち、原作小説を見つけ出し、一気読みの勢いのまま映像化の企画書を書いたという大根仁さん。 その運命的とさえ言える出合いや、「原作もの」に携わる際の心構え、俳優たちのキャラクター造形についてお聞きしました。
バックナンバー
公式SNS