小説すばる 2025年1月号

小説すばる 2025年1月号

発売日：2024年12月17日

価格：定価1020円（税込）

目次

特集文字を遊ぶ

特集❶

「小説すばる」の創刊年である一九八七年生まれの作家が大集合！
岩井圭也×木爾チレン×須藤古都離×渡辺優
新春書き初め＆座談会
世界の中心で、未来を書き初める

特集❷

北方謙三×EXILE TAKAHIRO
「森羅記」連載スタート記念対談
手書きから伝わる表現の息遣い

特集❸

京極夏彦×鳥海修（書体設計士）
『書楼弔堂　霜夜』刊行記念対談
活字の誕生は革命だった

特集❹

有山達也・須田杏菜・水戸部功
インタビュー　装丁家が語る、好きな文字

■新連載

「推すこと」の深奥に迫る――
井上荒野　アクリル　★試し読み

■読切シリーズ

集英社が創業した1926年と今をつなぐ物語
小説1926　第一回
木下昌輝　ジョバンニと文選さん

■エッセイ

澤田瞳子　なにげに文士劇顚末記・上

■連作短編

砂原浩太朗　武家女人記最終話緑雲の陰

■ブックレビューSpecial

塩田武士　砂原浩太朗『冬と瓦礫』

■刊行記念インタビュー

伊岡瞬　『翳（かげ）りゆく午後』
村木嵐　『いつかの朔日』

■連載

赤神諒	夏鶯（なつうぐいす）　最終回
岩井圭也	風車と巨人　第二回
宇佐美まこと	13月のカレンダー　第九回
宇山佳佑	風読みの彼女　第三回
大島真寿美	うまれたての星　第二十七回
北方謙三	森羅記　第四回
久坂部羊	命の横どり　第八回
窪美澄	給水塔から見た虹は　最終回
小池真理子	ウロボロスの環（わ）　第二十回
西條奈加	とまり木　第三回
佐々木譲	分裂蜂起　第三回
佐藤賢一	ヒトラー　第五部　第六回
下村敦史	あいつも誰かに殺される　第五回
千早茜	燻（くゆ）る骨の香り　第二回
遠田潤子	天上の火（か）焰　第五回
松井玲奈	カット・イン／カット・アウト　最終回
夢枕獏	明治大帝の密使黄金伝説忍法帖　第一三六回
渡辺優	女王様の電話番　第五回

■インタビュー

注目の星

第14回　金子玲介

■連載エッセイ

青山美智子	スポットライトをあなたに
池上彰	世界を動かす巨人たち〈宗教家編〉
新川帆立	４コママンガ劇場新川帆立の途中下車
森田真生	ともにゆく道
書店員が薦める	〝我が街〟ブックス

■フリースタイルエッセイ

市街地ギャオ	踏み絵みたいなスーパーと、生活
山口未桜	透視室と小説

■ブックレビュー

あわいゆき	金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』
千街晶之	柴田勝家『カタリゴト帝都宵闇伝奇譚』
永田希	ヴィリ・レードンヴィルタ／濱浦奈緒子訳『デジタルの皇帝たちプラットフォームが国家を超えるとき』
吉田大助	福木はる『ピーチとチョコレート』

年別バックナンバー

2025年 2024年 2023年 2022年 2021年