特集一覧
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佐原ひかり×真下みこと「持続可能な光の中に」
佐原ひかりさんの小説すばる連載作『スターゲイザー』が刊行されました。 デビュー前のアイドルを描いた今作は、デビューまでの期限の中で、懸命に“アイドル”と向き合う6人の男性が登場します。 この度、新刊を刊行したばかりの真下みことさんとの対談が実現。お互いの新作について、熱く語り合っていただきました。
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上畠菜緒「相棒はイグアナ――異色の婚活物語で描きたかったこと」
「しゃもぬまの島」で小説すばる新人賞を受賞しデビューした上畠菜緒さん。 受賞後第一作となる『イグアナの花園』は、動物とは心を通わせ合うのに人間社会には馴染めない美苑が、婚活を通して成長していく異色のストーリー。 二年にわたる執筆期間に、自身の結婚観とも向き合ったという上畠さん。たっぷりお話を聞きました。
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大根 仁(監督)「定型を廃したラブレターの先に」
世界同時配信中のNetflixシリーズ「地面師たち」。 監督を務めたのは、実際に起こった「積水ハウス地面師事件」にすぐさま関心を持ち、原作小説を見つけ出し、一気読みの勢いのまま映像化の企画書を書いたという大根仁さん。 その運命的とさえ言える出合いや、「原作もの」に携わる際の心構え、俳優たちのキャラクター造形についてお聞きしました。
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綾野 剛(俳優)×豊川悦司(俳優)×新庄 耕(原作者)「失われた光、彷徨える肉体」
世界独占配信中のNetflixシリーズ「地面師たち」。 映像化困難といわれたクライム・サスペンスの主演を見事に演じきった俳優のお二人と、原作を手掛けた新庄耕さんとの対話が実現しました。 原作者も唸った、映像の迫力や俳優陣の怪演ぶりとは? それぞれの役の難しさや見どころについても、じっくり語っていただきました。
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青波 杏×東山彰良「生き抜くために逃げる」
『楊花の歌』で小説すばる新人賞を受賞しデビューした青波杏さん。 受賞後第一作の舞台は台湾。台北で暮らす二人の女性が、一冊の日記を手にするところから物語は始まります。 このたび、『日月潭の朱い花』刊行を記念して、東山彰良さんとの対談が実現。 作品に描かれた亜熱帯の呼吸について、小説を書くということについて、伺いました。
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結城真一郎×TAIGA スペシャル対談 「人生が行きかう交差点に立って」
コロナ禍前後で俄に浸透し、多くの人が利用するようになったフードデリバリーサービス。 利用者の増加と共に、配達員として働く方も増えました。 結城真一郎さんの新作『難問の多い料理店』は、そんな配達員たちが活躍するミステリです。 ウーバー芸人としても知られ、ご自身が現在も配達員をされているお笑い芸人のTAIGAさんと結城さんとの対談が実現しました。
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木下昌輝×朝井まかて「“わからない”を小説で問う」
風狂に生きた室町時代の破戒僧・一休宗純。 禅の道を究めんとした男の生涯に真っ向から挑んだ、木下昌輝さんの『愚道一休』がついに刊行されました。 今回は、大阪文学学校 (文校)の先輩でもある歴史小説の名手、朝井まかてさんをお迎えして、約十年ぶりの対談が実現! 関西弁で繰り広げられるお二人の軽快なトークをご堪能あれ。