小説すばる 2025年2月号
発売日:2025年1月17日
価格:定価1020円(税込)
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特集
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岩井圭也×木爾チレン×須藤古都離×渡辺 優 新春書き初め&座談会 「世界の中心で、未来を書き初める」
小説すばるの創刊年でもある一九八七年に生まれた作家四人が集結した。『われは熊楠』で直木賞候補となり、現在は本誌にて「風車と巨人」を連載中の岩井圭也。デスゲーム小説『二人一組になってください』が話題沸騰中の木爾チレン。デビュー作『ゴリラ裁判の日』でスマッシュヒットを放った須藤古都離。本誌の新人賞出身、現在連載中の「女王様の電話番」で新境地を切り開いた渡辺優。書き初め&座談会をお楽しみください。
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北方謙三×EXILE TAKAHIRO「手書きから伝わる表現の息遣い」
遂にスタートした北方謙三さんの歴史巨編「森羅記」。その“顔”となる題字を手掛けてくださったEXILE TAKAHIROさんは、ヴォーカリストとして力強さと繊細さを兼ね備えた歌声でファンを魅了する一方、書道の有段者でもあり、個展を開くなどの腕前をお持ちです。原稿用紙に万年筆という執筆スタイルを貫き続ける北方さんと、「書」の分野でも活躍するEXILE TAKAHIROさんの対談をお届けします。
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伊岡 瞬「家族の“老い”にどう向き合うか」
「人を轢いたかもしれない」。ある日突然、年老いた親からそんな連絡が届いたら……。決して他人事ではないと連載中から読者を震撼させてきた、高齢ドライバー問題をめぐる『翳りゆく午後』がいよいよ刊行。多数のサスペンスミステリーを生み出してきた伊岡瞬さんに、創作の裏側や小説観についてのお話をたっぷり伺いました。
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京極夏彦×鳥海 修(書体設計士)「活字の誕生は革命だった」
古今東西のあらゆる書籍が揃う書舗・弔堂を舞台に人と本との関係を鮮やかに描き出す京極夏彦さんの「書楼弔堂」シリーズが遂に完結。最終巻『霜夜』の語り手を務めるのは、活字の元になる字を作ることを職業にしている甲野です。そこで、書体デザインの第一人者である鳥海修さんをお招きして、京極さんとの対談を敢行。熱い対話をお楽しみください。
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